2016年12月17日
ダイワ 11フリームス 分解手順
11フリームス(非マグシールド)の分解手順紹介ページです。
カヤックフィッシングでフリームス2508を使用していますが、年に1度位の頻度で異音が発生して調子が悪くなります。
最初はカヤックフィッシングで海水をジャブジャブ浴びているせいかな?と思いました。
しかし他の口コミを見ると、このリールは普通に陸っぱりで使用していてもこの症状が頻繁に発生するようでした。
原因はギアの摩耗によるものなのかはっきりしませんが、オーバーホールをすればこの症状は改善します。
ダイワはフリームスに対しての個人のオーバーホールは推奨しておりませんので、メーカーにオーバーホール依頼したら、ベアリング不良だのギア摩耗だの言われて修理費用で¥12,000円程度の見積もりをされました。(リール本体価格¥16,000円)
あまりに高いので仕方なく自分でオーバーホールを試みたところ、素人の僕でも問題なく出来ました。
因みにメーカーに指摘されたベアリング不良・ギアー摩耗は特に感じられなく、オーバーホールした結果、異音はなくなり快適になりました。
それではオーバーホール開始です。
分かりずらいですが、まずは分解動画をごらんください。

【必要工具】
・トルクスドライバー(T8H)
・精密ドライバー
・モンキー(スパナ)

【オーバーホール手順】
『手順1:①ドラグノブを外す』

『手順2:⑧スプール(2-8)を外す』

『手順3:⑨スプールメタルリングを外す』
オーバーホール作業の最大の難関です。
細い棒で⑨スプールメタルリングを外して下さい。
リングを外す際、かなりの確率でリングは遠くに飛んで行きます。
このリングはとっても小さいので、一度飛ばしたら回収不可能と考えて下さい。
僕は飛ばしてなくしました。
まぁ、このリングが無くてもいいような気もしますが僕はキャスティングで¥200円で購入しました。

『手順4:⑩スプールメタルカラーを少し上にあげる』
手で引っ張って上がればいいですが、硬ければ精密ドライバー等で引っ張り上げて下さい。

『手順5:⑮スプールメタルピンを抜く』
精密ドライバー等で押し出す。

『手順6:⑩⑪⑫⑬⑭組立品を取り外す』
手で引き抜いて取り外す。
(手順5のスプールメタルピンが抜けていないと取り外せません。)

『手順7:⑰ローターナットSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順8:⑯ローターナットを外す』
スパナで緩める。
組立の際は、ガッチリ締めてしまうと回転が重くなるなるので手締めでOK。

『手順9:⑱ローターを外す』

『手順10:㊶シールドキャッププレートSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順11:㊵㊷㊸㊹㊺㊻㊼を外す』
手で外れます。



この㊻ワンウェイクラッチは大事な部品なので、パーツクリーナーで清掃して綺麗な油を補填しましょう。
『手順12:㊽ピニオンベアリングプレートSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順13:㊾㊿67を外す』
手で外れます。


㊿ピニオンボールベアリングは重要な部品ですので、パーツクリーナーで清掃して油を補填しましょう。
『手順14:73_ハンドルを外す』
78_ハンドルSCを緩めて外す

『手順15:58_リアーキャップを外す』
59_リアーキャップSC(トルクスTH8)を緩めて外す

『手順16:69_ボディカバーを外す』
70_ボディカバーSC(トルクスTH8)を緩めて外す。


74_ドライブボールベアリング(B)は重要な部品ですので、パーツクリーナーで清掃して油を補填しましょう。
『手順17:53_オシレーティングポストを抜き取る』
67_ピニオン+ドライブギアーセットを手で回すと、53オシレーティングポストが飛び出してくるので手で引き抜いて下さい。

『手順18:52_メインシャフトを取り外す』
位置をずらして強引に引き抜く。

これで、54_ボディー内のギアー達は剥き出し状態。

本当は、67_ピニオン+ドライブギアーセットを分離して掃除したいところですが、75_ドライブベアリング(B)リングを外さないと分離できないようです。
75を外すと、また何処かにリングが飛んで行って無くなりそうなので、この状態でパーツクリーナーで洗浄とグリスアップをします。
掃除は綿棒とパーツクリーナーを使って綺麗にして下さいね。
掃除が終わったらグリスアップしてから逆の手順で組み立てて終わりです。
カヤックフィッシングでフリームス2508を使用していますが、年に1度位の頻度で異音が発生して調子が悪くなります。
最初はカヤックフィッシングで海水をジャブジャブ浴びているせいかな?と思いました。
しかし他の口コミを見ると、このリールは普通に陸っぱりで使用していてもこの症状が頻繁に発生するようでした。
原因はギアの摩耗によるものなのかはっきりしませんが、オーバーホールをすればこの症状は改善します。
ダイワはフリームスに対しての個人のオーバーホールは推奨しておりませんので、メーカーにオーバーホール依頼したら、ベアリング不良だのギア摩耗だの言われて修理費用で¥12,000円程度の見積もりをされました。(リール本体価格¥16,000円)
あまりに高いので仕方なく自分でオーバーホールを試みたところ、素人の僕でも問題なく出来ました。
因みにメーカーに指摘されたベアリング不良・ギアー摩耗は特に感じられなく、オーバーホールした結果、異音はなくなり快適になりました。
それではオーバーホール開始です。
分かりずらいですが、まずは分解動画をごらんください。

【必要工具】
・トルクスドライバー(T8H)
・精密ドライバー
・モンキー(スパナ)

【オーバーホール手順】
『手順1:①ドラグノブを外す』

『手順2:⑧スプール(2-8)を外す』

『手順3:⑨スプールメタルリングを外す』
オーバーホール作業の最大の難関です。
細い棒で⑨スプールメタルリングを外して下さい。
リングを外す際、かなりの確率でリングは遠くに飛んで行きます。
このリングはとっても小さいので、一度飛ばしたら回収不可能と考えて下さい。
僕は飛ばしてなくしました。
まぁ、このリングが無くてもいいような気もしますが僕はキャスティングで¥200円で購入しました。

『手順4:⑩スプールメタルカラーを少し上にあげる』
手で引っ張って上がればいいですが、硬ければ精密ドライバー等で引っ張り上げて下さい。

『手順5:⑮スプールメタルピンを抜く』
精密ドライバー等で押し出す。

『手順6:⑩⑪⑫⑬⑭組立品を取り外す』
手で引き抜いて取り外す。
(手順5のスプールメタルピンが抜けていないと取り外せません。)

『手順7:⑰ローターナットSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順8:⑯ローターナットを外す』
スパナで緩める。
組立の際は、ガッチリ締めてしまうと回転が重くなるなるので手締めでOK。

『手順9:⑱ローターを外す』

『手順10:㊶シールドキャッププレートSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順11:㊵㊷㊸㊹㊺㊻㊼を外す』
手で外れます。



この㊻ワンウェイクラッチは大事な部品なので、パーツクリーナーで清掃して綺麗な油を補填しましょう。
『手順12:㊽ピニオンベアリングプレートSCを外す』
精密ドライバーで緩める。

『手順13:㊾㊿67を外す』
手で外れます。


㊿ピニオンボールベアリングは重要な部品ですので、パーツクリーナーで清掃して油を補填しましょう。
『手順14:73_ハンドルを外す』
78_ハンドルSCを緩めて外す

『手順15:58_リアーキャップを外す』
59_リアーキャップSC(トルクスTH8)を緩めて外す

『手順16:69_ボディカバーを外す』
70_ボディカバーSC(トルクスTH8)を緩めて外す。


74_ドライブボールベアリング(B)は重要な部品ですので、パーツクリーナーで清掃して油を補填しましょう。
『手順17:53_オシレーティングポストを抜き取る』
67_ピニオン+ドライブギアーセットを手で回すと、53オシレーティングポストが飛び出してくるので手で引き抜いて下さい。

『手順18:52_メインシャフトを取り外す』
位置をずらして強引に引き抜く。

これで、54_ボディー内のギアー達は剥き出し状態。

本当は、67_ピニオン+ドライブギアーセットを分離して掃除したいところですが、75_ドライブベアリング(B)リングを外さないと分離できないようです。
75を外すと、また何処かにリングが飛んで行って無くなりそうなので、この状態でパーツクリーナーで洗浄とグリスアップをします。
掃除は綿棒とパーツクリーナーを使って綺麗にして下さいね。
掃除が終わったらグリスアップしてから逆の手順で組み立てて終わりです。